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泣き疲れて眠たげな君でさえ
泣いていた理由さえ分からないんだね
痛い物に触れない様に歩いても
いつの間にか胸の奥傷だらけなの
そして神様は君さえ救えない両手を恨みました
仕方なく慰めに君の前植えた花
ほんの些細な誰かの優しさに
小さな幸せを見つけたら
癒せない傷抱えた君も笑ってくれるだろう
例えばそれが短絡的で価値など無いとしても
淡い花が咲けば君は笑う
無力な手はただその一瞬を繋げるためにあるんだよ
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