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会場の中に入って前後ろになった健太と少し話してると入学式が始まった。学園長の話しが終わり、今は校長が話をしている所だ。
しかもその話が長いの何のって……。
さっきから校長の昔話何分聞かせるんだよ……。少しは手短に話をした学園長もとい俺のおじさんを見習えよ。ていうか学園長と校長二つもいらないだろ……。
暇なので健太の方をみてみた。すると……
健太「…zzZ…zzZ」
龍也「………」
寝ていやがる……
くそ…俺も眠いのに一人で寝やがって……。
さっきまではあの子がかわいいとか横でギャーギャーいって俺の眠りをさまたげやがったくせに……。
後で殴るか…
『続きまして生徒会長挨拶』
ガバッ
急に健太が顔を上げて起きた。何があったんだ?
龍也「おい健太どうした?」
健太「お前しらないのか!?
ここの生徒会長は女優の鈴宮凛さんだぞ!目に焼き付けないでどうする?」
健太が興奮したように顔を近寄らせて言ってくる。正直かなり引くのだが……
龍也「…へっ、へぇ~」
健太「なんだその反応は!凛さんだぞ凛さん!」
いや凜さんと言われても……
龍也「だってそんなに興味ないし……」
健太「興味がない?…ふざけてんのか!?」
何でこいつにこんなに言われなきゃならないんだ……
龍也「いやふざけてないし。しょうがないだろ……
後、キモいし、ムカつくからあとで殴る」
健太「なんで!?…まぁいいそれより始まるぞ!」
俺の殴る宣言はスルーかよ……ホントに殴ろっと。
凛「紹介に与りました鈴宮凜です。新入生の皆さん、こんにちは。」
「「「こんにちは!」」」
オタクみたいな奴らがいっせいに叫んだ。
ちなみにその中には健太もいた。
凛「これから皆さんの通うこの桜花学園は皆さんの才能を伸ばしてくれるとてもいいところです。
皆さんも勉強や運動、また、アイドルの仕事など頑張ってください。
それではこれでおわります。」
それからいろいろあって入学式は終わった
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