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入学式からなにごともなく平凡な日が一ヶ月続いた
-学校-
健太「なぁ龍也」
机で寝ている俺を揺らしながら健太が話し掛けてきた
龍也「なんだ健太…しょうもない話なら蹴るぞ…」
健太「まぁ聞けって……合コンにこない?」
…………
龍也「さぁて蹴るか…」
健太「ちょっとまてまてまてまぁ聞けって……
なんとあの凛さんや真央さん、アイドルグループの『四面花』がくるんだぞ!」
しらねぇよそんなこと……
龍也「で?それはどうでもいいとして
なんで俺なんだいつも誘わないだろ?理由ぐらいきかせろ」
健太「だって予定してた一人がどうしてもこれなくなったんだもん
しかもお前超イケメンなんだから普段誘うわけないだろこの男の敵」
ムカつく……いくら俺を怒らせればコイツは気が済むんだ。しかも俺は別にイケメンじゃないだろ。
龍也「…絶対行かない
代わりにお前を地獄に連れていってやる」
健太「ちょうしにのってすっ、すいません!」
人数があわなくて本当はすごくこまっているんですどうかきてください!」
健太は誰がみても綺麗な土下座をしていた
それならまぁ……
龍也「……駅前の人気店のパフェ三つで手をうと
う……」
健太「わかりました!」
いい返事だ。これでおいしいパフェが食える。
龍也「それじゃその合コンの席いるだけだぞ…」
健太「はいそれでけっこうですありがとうございます!
じゃ今日帰りまっててください」
龍也「あぁ……」
どんでもないもん受けちまったな。
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