1665人が本棚に入れています
本棚に追加
勇次「そんな……」
香織
そこにいるのは、
まぎれもなく香織だった。
死んだはずなのに……?
あの時、
香織が遺した言葉も…。
笑顔も…。
体温も…。
すべて覚えている。
あれが幻のはずがない。
それじゃあ…。
この目の前にいる女は…?
でも自分の名前も知っている。
声も洋服もいつもの香織だ。
信じて……。
いいのだろうか?
最初のコメントを投稿しよう!