「決戦」

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勇次「そんな……」           香織     そこにいるのは、   まぎれもなく香織だった。   死んだはずなのに……?   あの時、   香織が遺した言葉も…。   笑顔も…。   体温も…。   すべて覚えている。   あれが幻のはずがない。   それじゃあ…。   この目の前にいる女は…?   でも自分の名前も知っている。   声も洋服もいつもの香織だ。   信じて……。   いいのだろうか?
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