プロローグ

2/15
4632人が本棚に入れています
本棚に追加
/212ページ
深夜の森。 本来ならば、人一人いないはずの森の中を走る男が一人。 その男は禿頭で、緑色のローブを身に纏い、そして右手には大きな木の杖を持っていた。 男は走りながらしきりに後ろを気にしていた。 まるで、誰かから逃げているかのように。
/212ページ

最初のコメントを投稿しよう!