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そして…今度は亮太があっちから俺達の所へ歩いてくる。
…よかった。自分の意思がある!そう思った俺達は安心して亮太を見ていると。
バン…―
いつの間にいたのか。
怖いおっさん達と亮太がぶつかった。
その途端。
「いってぇな…ざけんなよ…ガキィ!」
そう言って亮太の胸倉を掴んだ。
子供相手になにすんだよ。そう思ったけど…
…ここは現実じゃない…。なんでもアリな世界だって気付いた……。
そして俺達は…
バキバキと音をたてながら殴られている亮太をただ見つめる事しか出来なかった。
目をつぶる事さえできなくて……ただただどうする事も出来ず亮太を見つめるだけだった…。
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