第三章~仲間の暖かさ~

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しばらくすると…。 俺達はあの地下室へと 戻ってきた。 「なんなのよ…もう…やだょ………。」 百合と美紀はなきくずれ。弘樹はただ下を向いているだけだった。 そして…亮太の顔には痛々しい傷やあざが出来ていた。 どうやらこのゲームは自分の意思では無い何かに動かされてしまうようだ… そして…自分の意思では無いのに心に深い傷を負ってしまう……悪魔のゲーム。 俺はそんなゲームを大切な幼なじみにやろうと誘ってしまった…くやんでもくやみきれない……。 皆ごめん…全部俺のせいだ…………。俺の……。 そんな気持ちを伝えなくちゃ。そう思った俺は…。 静かに口を開いた。 「皆…本当にごめん。全部俺のせいだ…こんなゲーム持って来た俺の……。謝っても俺のした事は許してもらえないと思う…。だけど…本当ごめんな。」
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