第二章~やめられない~

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「えっと…このゲームを開いたら最後……クリアするまでやめられない……だって…よ。」 板ゲームの説明を読んでいた亮太がそう言った。 そして…この人生ゲームはルーレットではなくサイコロで進む数を決めると言う物だった。 「うそ…。まぁ人生ゲームなんてすぐクリアできるよね!?」 「うんうん!クリアすればいい事じゃん。所詮ゲームなんだしすぐできるだろ!」 皆そんな風にクリアすればいいと簡単に言っていた。 でも俺だけは…胸騒ぎがして…とんでもない事がおきるんじゃないかってものすごい恐怖を感じた。 だって簡単にクリアできればやめられないなんて書かないような気がするから。
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