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 「…っ!!」  がちがちと恐怖に固まっている胸元に手がのびてくる。  乱暴な手つきで制服の胸元が引きちぎられた。痛みと恐怖に思わず開けた口に何かが詰め込まれた。  引きちぎられた制服の切れ端。  誰にも私の悲鳴は届かない。  絶望が押し寄せる。  制服のスカートがめくりあげられる。  この道を通らなければ。  どうして私なの?
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