序
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「顔色悪いよ。大丈夫?」 さらさらした髪の毛。真っ直ぐにのぞきこんでくる由衣の心配そうな瞳。 白く細い首。 少女らしい華奢な体つき。 ごくりと唾を飲み込む。鼓動が早くなる。 ゆったりと手がのびる。 その白い…。 「遅刻するよ」 ぽんと肩を叩かれた。 由布が笑って校舎にむかって走り出した。 私はじっとりと汗のにじんだ手のひらを見つめた。ぼんやりと見つめていた。
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