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「依頼…?」
「らしいのだ!先生からの伝言伝えたのだ☆」
いきなりの話だった。
アルムが僕の目の前に現れて、先生からの依頼の用件を話し始めた。
その依頼っていうのが…
ランクSのファイアドラゴンが森で暴れているので倒してくれ…という依頼。
メンバーは4人まで。
ランクSという事なので、僕は重要らしい。
「メンバーは…決まってないの?」
「ワルツが決めるのだ!リーダーはワルツなのだ!」
「そうなんだ…。じゃ、罰ならアルムは決定…。」
「えぇ!?Sランクの依頼なんて無理なのだ!!ボク、即死なのだ~ッ!!」
ジタバタと暴れまくるアルムを見て、僕はアルムの頭をポンポンっと軽く叩いた。
「大丈夫。ショウとカミハラも連れてくから。それに、何かあったら守ってあげるから。約束する…。」
「っ…///なんか、そのセリフ…恥ずかしいのだ…///」
「ごめん…。」
「謝らなくて良いのだ。あと…いつまで頭を叩いてるつもりなのだ?背が縮みそうなのだ…」
「ご、ごめん…💧」
「とりあえず、ショウ達にOKか聞くのだ!」
「うん。」
「俺が…Sランクの…?」
「私、絶対に無理ッ!!」
説明したのは良いが、やはり返ってくるのはNO。
僕が頭を下げてお願いをしようとしたその時、下の方から声がした。
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