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とうとう言ってしまった
少なからず一線を越えてしまった
仲間と恋愛対象の境界線
チャミは固まっている
沈黙…心臓は今にも破裂しそう
「俺はチャミを困らせたいんじゃない」
伝わってほしい
「でも俺は本気だよ?…それだけは分かってほしいんだ」
…俺の気持ち
「答えが欲しいわけじゃないから…」
ずっと俯いてたチャミが顔を上げた
「…嬉しいです。 …だけど、僕は『好き』という感情が分かりません。…ヒョンに応えられるかも分かりません。」
幸い、一番最悪なパターンは逃れた
「俺はいつまでも待ってるよ…。チャミが俺だけを見てくれる日を…」
チャミはまた俯いている
もう夕暮れ…
もうすぐジェジュンヒョン達が帰ってくる
「…今まで通りだよ? だから今だけ…」
チャミを優しく抱きしめる
「…あと少しだけ…」
いつまでもこの空間が続けばいいな…
チャミが俺の背中に手を回してくれたことが本当に嬉しかった
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