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「せんせ、起きなよ」
そう言って、椅子を蹴る。
椅子から崩れ落ちた銀八は頭から床にぶつかった。
「……ってェエエエエ!!」
若干涙目になりながらうずくまって頭を抑えた。
「ちょ、何?何なの!?敵襲か!!?」
「せんせー起きた?」
「ってお前かよ…優しく扱えコノヤロー」
「せんせ」
「ん?」
バチバチバチッッ
「がァアッッ!!」
俺の手に握られているのはスタンガンだった。
目を見開いて、銀八は倒れた。
「あが……はひゅ…」
大丈夫だって
最弱の状態でやったもん
「せーんせ、平気?」
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