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俺は職員室をでるとそのまま食堂へと向かう。
ここジャス学の食堂は昼近くになると複数の料理人の方々が注文に合わせて料理を作ってくれる。
お金とられるけど…。
まぁ味は中々いい。さすがエリート校といった感じだ。
マサユキ「サラダ大盛りとオムライス」
注文を言うと俺は金をカウンターにだし番号札をもらう。
料理ができたら番号を呼ばれるんだ。
ここの料理人は調理速度が半端なく早く…30秒後には番号を呼ばれ、俺は料理の乗ったトレーを受け取り空いている席を探す。
ここの食堂はかなり広い……と思う。
一般の体育館並みの広さといえばわかるだろうか…そこに長いテーブルが合計20個ほど設置してある。
俺は空いている席を見つけ、テーブルにトレーを置き席に座る。
俺はサラダが大好きだ。
だって体にいいじゃん。
テーブルに一定間隔で置いてある調味料の台から俺はシーザードレッシングを手に取りサラダに大量にかける。
いや、シーザーめっちゃ美味いじゃん?
そして俺は割りばしを勢いよく割るとサラダを静かに食べ始める。
………。
………。
ふと向かいの席に誰かが座る。
チハル「あ、奇遇だね。ぷっ……オムライスなんて食べてるんだ?」
同じ生徒会のチハルだ。
髪は長いストレートでスタイリッシュな眼鏡をかけ半端なく体のラインが細い1年の女子だ。
いつも鞭を所持していることからサドだと思われる。
マサユキ「そっちこそハンバーグ定食って…お子様かよ」
言った後で少し考えるとオムライスの方がお子様な気がしてきた。
チハル「あ、ハンバーグはおいしいんだぞー」
知ったことか…
俺は一回だけチハルの方を見るとすぐにサラダへと視線を戻した。
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