海を讃える瞳と空を敬う瞳

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『星』にある唯一の大陸…アーズ大陸から見て東の方にある海にも、人が暮らしている。もちろん、浜辺にも人とニンゲンが共存している。   ある魚とニンゲンとの合成人である、ラフェーラ・ポルシェリカもその中の1匹だ。       ラフェーラ「…うんっ、今日もいい天気だ!」   ?「いつも言ってるけど、海ん中から見ても意味ないでしょーが。」   ラフェーラ「むっ…!いいの!海の中から見る朝日も綺麗だもん! てゆーかおはよー!ミシカ。」   ミシカ「はよ。でも俺はミシカじゃなくてミシュレカだからね?」   ラフェーラ「呼びにくいんだもん。略してみたの。」   ミシカ「どう略したらそうなるかな…。まぁいいか。」     言い忘れていたが、ラフェーラにさっきからツッコミとかを入れてる彼は、ミシュレカ・ライドル。 作者も呼びにくいので、これからもミシカで。 ちなみに、シャチとニンゲンの合成人。     ミシカ「ぅおい!!作者ぁああ!💢」   ラフェーラ「え?何?何?」   ミシカ「…いや、何でもない。 ったく…じゃあ名前変えろってーの。」   え?今から? 今なら『タマ』か『ポチ』の枠が空いてるけど…。   ミシカ「……いや、何その選択肢。…このままで。」   ラフェーラ「なぁに?」   ミシカ「何でもねーって。」   ラフェーラ「ふーん。でもあたし的にはポチってかわいいと思うな。」   ミシカ「え?マジで?ならそーしよっかn……おまっ聞こえてんじゃねーか!!」   ラフェーラ「やーんvVミシカが怒ったー!」   ミシカ「聞いてんならさっさと言えっ!何か恥ずかしいだろ!!」   ラフェーラ「ミシカってからかい甲斐あるんだもーん。」   ミシカ「お前……お?」   ラフェーラ「?」     ミシカは海面上からわずかに鳥が羽ばたくような音を聞いた。     ミシカ「海面見てみろ。いつものあいつだぜ?」   ラフェーラ「あー、ほんとだ!行って来るね!」     ラフェーラは"鰭"をバタつかせ、上へ浮上していった。
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