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優真が屋上から一年のフロアに向かう最中、ふと窓から校庭を眺めると、仲間の佐々やんと見慣れない男が喧嘩してる姿が目に飛び込んできた。
「もしかして…!」
優真は階段を全段飛ばしくらいの勢いで急いで校庭に向かった
優真が校庭に着くと仲間の佐々やんが既にうつ伏せになって倒れていた
「佐々やん!」
倒れている佐々やんに近寄ると佐々やんはボコボコになった顔を優真に向け笑顔で
「や、やられちゃった…。あいつ強ぇわ…」
優真が佐々やんの話を聞いてると突然…
ドゴッ!
優真は後頭部を蹴られ、佐々やんに覆い被さるように前のめりに倒れたが、数秒後には後頭部を抑えながらすぐに立ち上がった。
「痛って~な~…。後頭部は危ねぇんだぞ、バカ野郎…」
不意打ちに強烈な蹴りをお見舞いした見慣れない男は手応えを感じたはずの蹴りなのにと多少困惑した様子。
すると優真が
「オメーだろ?サクとタケルやった一年坊って~のは!?オメーなんて名だ!?」
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