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「三嶋…拓巳。」
まだ少し幼さの残る顔とは裏腹にその鋭い眼光は優真を一点に見つめていた
「なんでこんな事する!?」
「………」
拓巳は反応しない
「かっこつけてんじゃね~よ!早く言え!」
優真の怒声に拓巳は
「群れてる奴らを見てるとイライラすんだよ!」
と言って拓巳はいきなり優真に殴りかかっていった
「いー!?いきなり!?」
不意のパンチに優真は対応しきれず、もろに顔面を殴られた
ドサーーーッ!
「あつっ!」
倒れた優真の前で仁王立ちする拓巳
優真は歯が折れてないか舌で確認しつつ、学ランに付いた砂を払いながら立ち上がった
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