15人が本棚に入れています
本棚に追加
アル「じゃあ、男子女子男子男子女子男子女子、の順番に当ててきますね」
生徒「男子女子男子女子女子男子女子ですね?」
アル「あからさますぎるのも問題ですよ?」
はい、君どうぞ?と、ひとりの男子生徒を当てた。
男子「趣味はなんですか?」
ステラ「紅茶と料理ですわ」
女子「どこの学校からきたの?」
ステラ「西にあるユーフォリアスの、聖ルーシェ女学院からですわ」
男子「なんで転校したんだ?」
ステラ「転校…というより、皆さんと同じように入学したのと変わりませんわよ?ただ、少し事情があって遅れたんです」
アル「あれ?ごめんなさい、僕が間違えてましたね」
ステラ「いいえ、構いませんわ」
男子「好みのタイプは?」
ステラ「強いかた、というのが最低条件ですわね」
女子「こんなのは?」
と、ラグビー部をしていたらしい男子を指す。
ガタイが物凄くていかにも強そうだ。
ステラ「論外ですわ、強ければいいというものでもありませんし、魔術のセンスに乏しそうです」
しゅん、とするラグビー部男子。
男子「彼氏はいるんですか?」
ステラ「無粋な質問ですわね。少しは礼儀を知ろうとは思いませんの?よくも貴方は初対面の人にそんな―――」
最初のコメントを投稿しよう!