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「…寝言も何も私は本気だが?」
「ではとうとうボケられたのですかっ?!?!いい加減になさって下さいっ!!!!!!」
「…父親に向かって…ボケたはないだろう…」
おかしな会話をしているようにみえるが本人達は真面目だ。
国王でありルナの父――エルディア・アーク・ウィルグ・レノルディアことエルディア王にとって、結婚や婚約話が出たときの娘の態度は頭痛の種だった。
何事にも真面目に取り組み、王女という身分に驕らず下の者からの意見も真剣に聞く。
これは王として上に立つ者には必要不可欠だ。
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