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(何なのよ!何なのよ!!何なのよ!!!!!!!)
そんな事を心の中で繰り返しながらルナはある場所に向かっていた。
本来なら誰も入ってはいけない場所なのだが…
ただ、そこで笑いながら待っている気がしたのだ。
王宮の奥のさらに奥。
庭などとは言えない寂れた場所。
人などこない寂しい場所にルナは立っていた。
「クッ…ククッ…ッ…!!!!!」
「……………」
目の前には1人の青年が笑いを必死に笑いを堪えている。
「見合っ…お前がっ…見合いっ…とかっ…ありえねっ…ククッ…!!!!!」
「………いつまで笑ってんのよっ!!!!!!!!!」
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