鳶色の瞳
8/12
読書設定
目次
前へ
/
574ページ
次へ
幸隆は穂先とは反対の部分を機敏に動かし、突き進んでくる槍の方向をすべらした。 攻撃を去(い)なすと、相手の態勢が崩れた。 そこに隙が生まれ、幸隆は矛先で大車輪を描き、その頂点から一気にたたき落とした。 矛先が落ちる。抗う物はない。相手は己の槍を手放し、むかってくる槍の柄を片手で掴み、とてつもない膂力(りょりょく)で、幸隆の槍を奪った。
/
574ページ
最初のコメントを投稿しよう!
984人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,378(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!