スパルタな幼稚園時代

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その家には僕の居場所がなかった。 …そんな気がする。 前夫の子供だからなのか、義父が僕に話しかけることはなかった。 晩ご飯の時は胡座をかき、必ず奈美を足の上に乗せて食事をする義父。 寝る時もダブルベッドの真ん中に奈美を寝かせて、両側に義父と母が奈美を守るように寄り添って寝ていた。 まさしく幸せな家族の構図やね。
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