本当の想い

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総「空良さーん!」 空「総司、どうしたの?」 総「最近構ってくれないので…」 空「へ?……あ、ごめんごめん!何だ、総司も以外と可愛いとこあんじゃんっ」 総「ふーんだ」 こうやって毎日、空良さんと楽しく話をする事が私の日課。 最近構ってくれない、なんて嘘だ。昨日も一昨日も一緒に空良さんと甘味屋に行った …帰ると、土方さんに怒られたけど そう、土方さんと言えば… もう本当最近、邪魔で邪魔で仕方がないのだ。空良さんが自分を見てくれていると思い込み、執拗に空良さんにへばり付き… もう、邪魔なのだ。土方さんが。 土「…おい、通行の邪魔だっつの」 総「げぇ…」 空「あ、土方さんっ」 土「おい総司、何か文句あんのか?」 …ほら、空良さんが誰かと話していると必ず土方さんが現れる。ほんと邪魔ですね それに空良さんも"土方さん"なんて呼ばなくて良いんですよ? もっと憎しみを込めて"土方"と呼べば良いんです、昔みたいにね 総「…ねぇ、土方さん。今日は私、非番なんですよ~! 非番と書いて暇と読みます。だから今日は空良さん借りても良いですか?」 土「どんな屁理屈だ!…駄目に決まってんだろうが、こいつは今日も仕事だ」 総「仕事と言っても、どーせ土方さんのお茶運んだり書類の手伝いをしたりするだけでしょう? …貸してください」 土「駄目って言って…「隙有りっ!」…って総司待てコラァァア!!」 土方さんが煩いので、空良さんを抱えて私は逃げる事にしました。だって煩いんですもん 空「た、助けてぇぇえ!」 逃がしませんよ? 貴女は今日一日、私と二人っきりです… .
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