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「効いてる、って…」
…怖い。
自分を見る透の目つきが変わったことに気付き、生駒はベッドの端に体を動かした。
透は真顔のままベッドに身体を乗り上げ、生駒へと近づく。
「大人しくしろ」
「…は?」
透の息づかいが荒い。
「キツイだろ?気持ちよくしてやるよ」
手を伸ばし、汗で湿った生駒のパジャマに手を掛ける。
そこでようやく、生駒は現状を理解した。
「と、透…」
「お前が悪いんだからな」
上半身を裸に剥かれた生駒の首筋に口づけを落としながら、透が囁く。
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