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きみ
瞳の奥に きらきらと
紛れ込んだ雨上がり
濡れて光るアスファルト
その美しさは
中身の詰まった君の詩のよう
痛み も
悲しみ も
愛 も
涙 も
温かさ も
きらきら反射させる
お月様
差し伸べられた手のひらの柔らかさは
すべてを吸いとっても
ふわふわのまんまの
雲と同じく
稚拙な感情にのまれそうになった僕の
腕を引いてくれました
そして、
都会の明るさに
消し去られた夜の闇の代わりとなって
君の詩は
今宵も僕を
寝かし付けてくれるのです
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