出会い

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会計を済ませて外へ。 「お。荒井君、来たか~。」 「うん。お待たせ。」 「ちょっと自転車とってくるね。」 「りょーかい。」 冬磨は急いで自転車を押してくる。 「お待たせ。」 「うん。ところで荒井君は何を買ったのかな?」 歩が歩きはじめる。 どうやら帰り道が同じらしい。 「俺はチョコレートケーキとバナナクレープだよ。」 「おぉ!君、もしかして甘党なのか?」 「うん。そうだけど、望づ…歩は何買ったの?」 「今言い間違えそうになったなぁ?ちゃんと名字じゃなくて名前で呼んでよね。私はねぇ、カスタード&生クリームのシュークリームとティラミスだよぉ。」 自分だって俺のこと名字で呼んでるくせに。 「ごめん、ごめん💦 じゃあ俺のことも名前で呼んで~。呼び捨てでいいから。 てか歩も甘党なの?」 「じゃあ私も君のことを呼び捨てで呼ぼう。 私も甘党だねぇ。冬磨も甘党だなんて余計に運命をかんじちゃうよぉ。」 「だねぇ~。」 ヤバい嬉しすぎる! 呼び捨てで呼んでもらえた~! しかも運命だって~!! 冬磨と歩は甘いものの話を帰り道にずっとしていた。 そうすると、あっという間に冬磨の家の前まで来た。
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