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今日は入学式ということもあり授業がなく学校が終わった。
重岡と帰りにファミレスに行った。
「冬磨~、ウチのクラスに可愛いやついたか?」重岡が言った。
冬磨は少し声が詰まった。
「…」
「いたのか?」
重岡は一応親友だから話すことにした。
「俺なんかの席の2つ前の席の女子。可愛いかったぁ~。」
「お前。だからキョロキョロしてたのか!?冬磨ちゃんはお盛んねぇ~。」
「お盛んって…。てめぇ馬鹿にすんなよ💢」
「まぁ落ち着けって。で、一目惚れってかんじ?」
「う~ん。そういうところかな~。」
「ヤりたい?」
「殺すぞ…」
冬磨は重岡の耳を強めに引っ張った。
「イタタタタタ!」
「せいぜいもがき苦しめ。そういうんじゃなくて、俺はただあの子の笑顔を見てたいだけ。お前みたいな変態には分からないだろうなぁ~。」
「そんなことねぇし。全然分かるし。冬磨モテるんだし告っちゃえば?」
冬磨は顔が真っ赤になった。
冬磨は結構イケメンで中学の頃女子からかなりモテた。
しかし付き合わなかったのだが。
「ハァ!?まだ早いだろ?早過ぎだって。まぁ、後々は…」
「まぁ頑張れよ。俺にできることがあれば何でもするから。応援してるからな。」
そして2人はファミレスを後にした。
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