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小一時間ほどの説教が終わった
痺れた足を抑えながら立ち上がり
光太「じゃあ帰ろうか椿!」
……だが返事が無い振り返ると彼女は門の前で黙って校舎を見つめていた
光太「椿~?」
しばらくの沈黙……
そして彼女は勢いよく振り返り
椿「決めたぞコウ私はこの学校を征服する!」
光太「……はい?」
彼女は満面の笑みだった
そしてこの椿の突拍子もない企みが僕の高校生活をアクロバチックかつデンジャラスでとても不幸でそして……幸せなものにしたのだった
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