それからしばらく

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入学式から二週間がたった そろそろ学校にも慣れてきて教室も騒がしくなってくる頃だ ?「オラオラ静かにしろお前らHR始めるぞ」 男っぽい口調できたのは担任の由子先生だ 一応女だ 体育の先生でパワフルで少し天然ないい先生だ 由子先生「今日は生徒会についてだこの中に生徒会長に立候補したいってゆう野心家はいるか?」 この学校のモットーは弱肉強食だ だから選挙に勝てればたとえ一年だろうと生徒会長が出来るのだ まあそんな物好きはいないだろうと思っていたら……… ?「私がやる!」 隣が勢いよく手を挙げた僕の隣は…椿だ その瞬間僕の頭は二週間前の椿の言葉を思い出していた 「私この学校を征服する―する―する―……」 何故か何重にもエコーがかかった 光太「お前まさか!?」 椿「そのまさかだよコウ君」 少しシャーロックホームズ風に椿が言う 椿「生徒会長とは生徒の中で一番偉いんだぞつまり私が生徒会長になればのこる敵は先生達のみ!」 光太「敵って……」 椿「生徒会長の座は私の野望を叶えるためには絶対必要なのだ!そう学校征服と言う野望をな!はっはははははは」 光太「完全に悪役だな」 だが椿の言ってることは的を得ている 実質この学校の生徒会長の権限はかなり高い先生にまで意見が出来るからな 全くぎりぎりでこの高校に入ったくせに悪知恵ばかり働かせて だが……… 光太「引っ掛かったな椿!」 椿「な、なにがだ」 光太「お前は熱くなりすぎて忘れていたのさ、そうここに先生が居ることを」 なんだか少し悔しかったのでこっちも格好良く言ってみた 椿「な、なにぃぃぃぃ!?」 かなりはまってくれたらしい………予想以上の反応だ、ばかでよかった よしこれであとは先生一喝してもらえば………
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