■ キャベツと大福の物語

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苺大福 「私はだぁいすきですぅ」   キャベツ 「俺は、俺は……俺の事を見分けてほしいだけなんだぁああ!」   味噌 「何を一人で苦悩なされているのでしょう?」   苺大福 「実は、ずっとレタスばかり売れてキャベツが売れてないんですですぅ」   味噌 「なるほど、そうですか。」   キャベツ 「はああ…なんでだろう」   味噌 「頑張りましょう。難しいかもしれませんが」   苺大福 「はいですぅ、いつか、私も誰かに美味しく食べられたいですぅ…夢です。」    ■後日■   少女 「すみませーん、このキャベツください!」   店員 「毎度あり」   キャベツ 「やったぁ!」   味噌 「おめでとう。」   苺大福 「おめでとうございます、私も夢を叶えたいですです~。」   苺大福 「キャベツと大福の物語」   ●END●
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