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  すぐに自分も新しい教室に入った。     ドアを開けた瞬間から、騒がしいこの空間に嫌気が増す。     こんなクラスのどこが良いんだ?     色んな香水の香りに、甲高い女の子達の笑い声。     正直、何も良さを感じない。     机に鞄を置き、席に座る。するとすぐに一人の男の子が近づいてきた。     「水島君だろ?やっぱり違うわー。噂には聞いてたけど容姿端麗ってまさしく!って感じだね。」     …なんだコイツ…?  
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