510人が本棚に入れています
本棚に追加
「と言う訳。
ごめんな、雪。
こいつが
色々と失礼な事を…。」
「いや、俺は別に。
でも、紅葉くんはまだ
不満そうだよ?」
まだ機嫌が治りそうにもない
紅葉を見て、
雪は大人の余裕で返す。
自分も
結構なヤンチャをしてきた。
「馴々しく呼ぶな!」
カッと牙を剥く紅葉に
楓の教育的指導が入る。
「あのなぁ…。
雪がお前に何したんだよ?
第一、
お互いによく知らないだろ?」
「何したとかじゃなくて、
楓兄と付き合ってる事が嫌!
それにオッサンじゃん!」
「誰がオッサンだ!」
大人の余裕、何処へ。
最初のコメントを投稿しよう!