第4話

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「楓兄、今のマジか!?  このヤロー!!」 ただでさえ床と仲良しの 雪の胸ぐらを掴んで揺さ振る。 楓は一つ溜息を零した。 「あぁ、そうだ。  そのオッサンが  好きだからな。」 「一回殺ス…!」 本当にやりかねない勢いである。 「ちょっと待て。  本当に何が  そんなに嫌なんだ?  一年くらい前に  彼氏が出来た、って  報告してくれたじゃないか」 「どんな兄弟だよ…」 雪の突っ込み。 その顔に楓の拳が突っ込んだ。
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