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「楓兄、今のマジか!?
このヤロー!!」
ただでさえ床と仲良しの
雪の胸ぐらを掴んで揺さ振る。
楓は一つ溜息を零した。
「あぁ、そうだ。
そのオッサンが
好きだからな。」
「一回殺ス…!」
本当にやりかねない勢いである。
「ちょっと待て。
本当に何が
そんなに嫌なんだ?
一年くらい前に
彼氏が出来た、って
報告してくれたじゃないか」
「どんな兄弟だよ…」
雪の突っ込み。
その顔に楓の拳が突っ込んだ。
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