第4話

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「今、何時だと思っている?  夜中の三時だ。  近所迷惑も甚だしい。」 「そんな事言ってぇ。  普段なら今頃の時間は俺と」 カタくなった空気を和まそうと 雪が茶々を入れた。 「雪。俺が息の根を  止めてやろうか?」 失敗。 「すんません。」 素直に謝っておくに 越したことはない。
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