第2章

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しばらくすると、さっきの男の人が白衣を着てあたしたちの方に歩いてきた。 「こんにちは。今日麻奈ちゃんの担当する橋本宏樹です。」 爽やかな笑顔、低すぎない優しい声のトーン。 男の人に免疫のないあたしを魅了するには充分すぎるかっこよさだった。 (まさかのさっきの人があたしの担当だったなんて…。 どうしよう… 心臓もたないよ~!)  
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