プロローグ

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目が覚めたらもう日が沈んでいた。 「ん・・・。もうこんな時間か。」 暇だからコンビニでも行くかな。 そう思いながら一階に降りる。 「あ、一輝。起きたのね。今ご飯温めるから。」 「いや、いらないって。俺これから外行ってくっから。」 「む~」 いや、いい年こいて頬膨らまして怒るなよ。 「まぁそういう訳だから。んじゃ。」 「あ、まちなさーい!」 そんな声をスルーして、俺は家を出た。 コンビニで雑誌やジュース、菓子などを買い、俺は家路についていた。 「それにしてもお袋はなんでああも子供っぽいんだろうなぁ・・・。見てて恥ずかしいぜ。」 俺のお袋は今はもう30代後半の筈だが、見ようによっては20代位に見えるほど若く見える。だから言動も子供っぽいのか?いつもはアホみたいに(実際アホの子)明るいけど、あいつが死んだときはメッチャ泣いてたっけ・・・・。 そんな事を考えていた俺の前には驚愕の光景が映った。
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