あるのは貴方へ紡ぐ言葉だけ

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何度息が止まりそうになった事でしょう。 貴方の優しい匂いが私の方に香る度にクラクラして。 そんな。 貴方の隣に慣れた数週間後。 私は貴方に愛する恋人がいる事を知ったのです。 私の同期も既に知っていました。 私はとてもとてもショックを受けて。 悟られないようにいつもより大きい声で笑っていたのですよ。 それなのに貴方はとても幸せそうに私に笑い返してくれました。
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