あるのは貴方へ紡ぐ言葉だけ

5/13
前へ
/15ページ
次へ
そんな時、私と貴方のプロジェクトが別々になって私は初めて仕事に集中出来た気がしました。 時々同期の子が貴方といるのを見てとても胸がイラつきました。 同期の貴女がいくら頑張って認められても、あの人には愛する恋人がいるから、貴女には勝ち目なんか無いのよ。 だなんて思ったり。 同期は別に貴方に恋していないのに。 私が恋人という訳でも無いのに。 私は貴方がいないおかげで仕事に集中出来ているのに。 こんな思いは22年生きてきて初めてだったんです。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加