あるのは貴方へ紡ぐ言葉だけ

8/13
前へ
/15ページ
次へ
一年程立ち、貴方と再び同じプロジェクトになった時私はとても嬉しかったのです。 一年前とは比べられないくらい成長していた私は貴方の役に立てると信じていましたから。 もちろん役に立つ事はとても多かったと思います。 だけどそれ以上に貴方の前で泣く事が多くなりました。 それは仕事に対する甘さでしかないと…今は思います。 甘えて甘えて。 抱きしめてくれる事も多くなって。 あの時はごめんなさい。 貴方の心は罪悪感で一杯だったでしょうか。 私は貴方で一杯だったんです。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加