あなたは危険な吸血鬼
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そして彼の唇が目に入り見つめていると 鋭い何かが見えた気がしたのでもう一度見ると それは牙だった。 青年は優しい笑みを浮かべながら 「気づいてしまったのか。そう僕は吸血鬼。名前をルーベンス・レーベル=レイ…よろしくね」 吸血鬼…普通の人ならば 怖がるか偏見の眼差しでみるはずなのに 私にはそういったことは不思議となかった そんな事を思いながらレイと話していると 腹の虫がなってしまった
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