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「1人で…住んでる。
と言ってもね、ちゃんと警察の人が毎日ついていてくれてるから大丈夫だよ。」
1人!?
俺は、驚いた。
「嘘だろ!
いくら警察の人がついているからといっても危ないじゃないか!」
すると、沙良は言った。
「平気だよ。
本当はね、警察の人が保護してくれるって言ってくれたんだけど、家にいたいって私が断ったの。
それにね、昼間はほとんど心ちゃんと一緒に過ごしてたし…
私…全然大丈夫だよ。」
俺は、その沙良の言葉を聞いて勢い欲よく起き上がって言った。
「退院する!
俺、今すぐにでも退院させてもらうから、俺と一緒にいよう。」
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