*君との出逢い*

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そんな事を考えながら、早速、1年9組の教室へと入って行く。 中に入ると、まだ皆緊張してるのか、教室内は静まりかえっていた。 そんな中、俺は生徒の顔を1人1人確かめるように見ながら、自己紹介を始めた。 「今日から君達の担任を受け持つ事になった、相葉心だ。よろしく。」 そう手短に挨拶をした。 すると、何人かの女子生徒はもう既に目がハートマークになっている。 ほら、お決まりのパターンがきた、そう俺は思った。 俺は自慢じゃないがもてる。 毎日、俺目当てで会いにくる生徒は後をたたない。 弁当の差し入れや、ラブレターなんて日常茶飯事だ。 まぁ…こんなガキ共に俺は興味がないが…。
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