【本文】2nd。｜24ページ - 小説投稿エブリスタ

居酒屋に移り住んですぐ母のｹｰﾀｲが鳴った。祖母からだった。『あの男が捜し廻ってるから家からでるな！』心臓が止まるかと思った。父からの着信は拒否してたし履歴を見るだけでも吐きそうだったのにすぐ近くまできてる… それだけで震えが止まらずただでさえ狭い家の中でひたらすら身を屈め震える身体を抱きしめるしかできなかった。

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