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自宅に帰ると、姫がもう居た。
『小6なのに、勉強もしないで、ゴロゴロしているっというのもどうなんだろう』と、内心心配している杏音であった。
杏音は、七歳にして教員免許だけではなく、調理師免許も拾得していたのである
故に、ご飯は杏音が作る事になっている。
夕食も適当に作った杏音は、姉を呼びに部屋に向かった。
部屋は、二階の左端に杏音の部屋があり、その向かい側が姉の部屋になっている。私は、姉の部屋にノックして、夕食の準備が出来た事を知らせた。
姫『分かった~、すぐ降りるね。』
下に降りて来た杏音は、姉を待たずに御飯を食べ始めた。
杏音が食べ終えると、姫が降りてきた。
姫『酷いよ、待っててくれたって良いでしょう~冷たいわね~。』
杏音『いつも、降りてくるのが遅いからでしょう。私は、忙しいんだから待ってる暇なんてないの。後は宜しく。』
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