a second family

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「何でしない?」 みちるの問い掛けに、私は無言で首を振った。 だって…仁言ったもん。 『大丈夫だ』って。 『信じろ』って。 だから私は、その言葉を…仁を信じてるんだ。 「信じてるんだもん…」 私は自分に言い聞かせるために、言葉にした。 ガラッ 「渚…」 ―…え?  
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