78人が本棚に入れています
本棚に追加
―学校―
「ねーねー、大助さぁ、アリアちゃんのことどう思ってるの?」
「ん?どうとはなんだ?」
「いや…だから、その…」
アリアちゃんから言ってないのに、私から「好き」と言う単語を出したくない。
「良くわからんが。他のネトゲで仲良くなったから一緒にいるだけだ」
「そっか」
アリアちゃんが可愛そうになった。
悪い子じゃないし、狩りも、プロでのお買い物も、アイテム集めも、クエストも、どこに行くのも付いて行ってたし。
「もう長いの?」
「二年くらいか」
「ほぇ~、電話とかしたことあるの?」
「何度かな」
ふーん。
リアルでも、そこそこ仲良くしてるんだなぁ。
この頃、私達は19歳。
アリアちゃんは三十路近いらしかった…
可愛いアルケミストで、可愛い話方するから、歳近いかと思ってたのにW
……………
大助から聴いたから、アクアちゃんには歳の話は避けよう
(゜∇゜)
最初のコメントを投稿しよう!