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-11月20日、9時半。
青木は羽田空港へと到着し、待合室へと向かっていた。
青木「仕事も何とか長期休暇取れたし、思う存分楽しむぞ」
青木は目を輝かしながら歩いていると、
青木「お?あれだな♪」
待合室に『森のクマさん☆皆でENJOYツアー♪』と書かれた旗を持った女性ガイドの姿と、その周りに6人の男女が椅子に座っているのが見える。
青木は女性ガイドに近付くと、女性ガイドが話し掛けてきた。
「お待ちしておりました、青木紀夫様。こちらで皆様がご到着まで少々お待ち下さい」
青木「はい。………ん?何で俺の名前を知ってるの!?」
青木は言われた通り席に座り待とうとしたが、何故か自分の名前を知っている女性ガイドに疑問を持ち、話し掛ける。
「森のクマさんの本部で勝手ながら、個人情報を入手させて頂きました。悪用は致しませんのでご安心を」
青木「ご安心をって言われてもな。どうやって手に入れたんだよ」
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