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一瞬涙が出そうになったが、なんとか堪えた。
有美「部屋はどうしたらいいの?」
零花「昔の有美の部屋でいいんじゃない?あそこなら、拓海君と茜ちゃんも一緒に寝れるでしょ?」
昔の有美の部屋か…久しぶりに見てみたいな。
有美「じゃあそうするよ、荷物置きにいくから、茜抱っこしてて」
そう言って、茜を零花さんに預けた。
有美「拓海、行こ?」
拓海「俺一人で行ってこようか?」
有美「いいからいいから」
有美は俺の背中を押しながら進んだ。
爽汰「俺も抱かしへぶ!」
零花「触るなゴミ虫」
部屋の中からそんなやり取りが聞こえたのは、あえて触れないでおこう。
有美の部屋に着いたので、荷物を端っこのほうに置く。
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