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しかし 母は続けた…忘れたらダメよ!
よく覚えておきなさい!
今、お母ちゃんもお前も
こうして無事に
ここに命があるのも
たくさんの犠牲の上にある事を
日本は…こんなに
たくさんの犠牲がなくては、
戦争を終える事が
出来なかった…(´Д`)
まだ、お前には
難しいと思うけれど
生きたくても
無残に散らされた命を
決して忘れてはならない!
今、分からなくても
いつか、はっきりと
知る時がきます…
今はお母ちゃんと一緒に
祈ってあげて (;Д;)
そう言う母は
川へ、そぅっと流し…
無残な映像は消え
キラキラと
たくさんの光に輝き…
あまりに話しの内容が…
母の話しが 嘘ではないか?
感じる程に
あまりにも川は美しく~
キラキラと~
(;´・`)
私も母に続いて
人々の合間を探し
そ~と 浮かべた
沈まないか?
無事に流れてゆく
ぼ~と見ていた
自分が浮かべた輝きは
段々と 回りの輝きに溶け込み
いつしか祈りも輝きも
大きな 大きなうねりとなり
一瞬 クラッと目眩
(^_^)「さあ、帰ろうか~」
お母ちゃんの声で
ハッと我に返る
うん!\(^^:;)
強烈な美しい光の中
あんなにたくさんの
祈りを見たのは
初めてだった
そして あまりに
強烈な出来事を
聞かされ…
けれど
消えたたくさんの
人生の分まで
大切に 考えて
生きなきゃならないのだと
光に包まれながら
自然に思えて
いました゜。☆。゜。゜
まだ、父は
博打に捕われたまま…(>_<)
一年の途中で
貧しくても
母は自分の食事を減らして
私にピアノを習わせに
行かせてくれた
だが、先生は
エコヒイキばかりで
私には教えてくれず~
私だけでなく他数人に対しても
同じだったが…
金持ちの子には媚びへつらい…
(゜o゜)\(-_-)
先生、どうやって
弾けばいいんですか?
見てても分からないんですが?
何度も通う中で
必死で求めた!
なぜなら
母の苦労の上で行かせて
頂いているのだ!
一日も早く弾けるように
ならねばならない!
母の喜ぶ顔を早く見たい!
だが…しまいに先生は
合間にみんなに出す
お菓子や飲み物まで
私や私のような子達だけに
手伝わせ出し…
あげくに、庭で
遊んでおくように
やっかい払いしだした…
理不尽に感じた!
o(><)o
同じ月謝を払っている!
なのに、なぜ?
母に言うべきか?
けれど…
母は、がっかりするだろな…
かなり悩んだ…φ(.. )
先生…変わってくれないかな?
まずは、先生に話そう!
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