-プロローグ-

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天体望遠鏡をセットしながら俺はこの世界に嘆くように呟く。 「よし、と…」 俺は慣れた手つきで 天体望遠鏡をセットし終えた。 レンズ越しに見える星。 肉眼では見る事の出来ない、俺にとっての最高の風景。 最高の時間だ。 まさに至福とも言えるだろう。 このレンズに吸い込まれてしまいそうだ、むしろ吸い込まれたい… .
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